WindowsがシェアトップのOSなわけ

こういう記事でいろんな人がいろいろな理由を付けてるのが面白い。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1241155492

でも本当はIBMAppleの戦略がどうこうよりもWindowsを搭載したベンダーの都合が一番大きい気がする。

企業はOSを買うんじゃなくてパソコンを買う。
一番分かりやすいのは役所。
NECとか日立から買い付けるわけでMicrosoftAppleから買い付けるわけじゃない。
役所は特に国産メーカーという縛りがあるところが多い。
そこに載せるOS は結果的にWindowsしかなかったというだけのこと。

その証拠にいまだに役所は一太郎とかLotus123とか使っているところがある。
本当はある時期国産OSを真剣に作っておけば、「ガラパゴス」と罵られても日本だけは9割以上を外国企業のMSに牛耳られるなんて醜態を割けられた筈だ。

でもMSはOfficeのバンドル戦略でWordExcelを普及させ、Windows以外のOS を搭載しようとするベンダーには「Windows、MSOfficeライセンス打ち切り」をちらつかせ、結局は国内ベンダーの全てのマシンにWindowsが乗るようになった。

ベンダーが開発するミドルウエア、専用機ソフトは全てWindowsのみになった。
企業が採用するマシンはWindowsのみになった。
Windowsの産業採用率が一時期100%に近くなった。
Windows以外のOS総崩れ、銀行の勘定系すらWindowsで作るようになってしまった・・・
ちょうどその頃にAppleの互換機ビジネス、Coplandの失敗が重なった・・・
という感じじゃないだろうか。

そのうち気が向いたらちゃんとまとめるけど、まとめないで気楽にかけるこういうできあいブログって楽しいな